新型コロナウィルス感染拡大予防の取り組み

LINK FOREST 多摩の落ち着いた環境の中で
快適な研修・宿泊環境をご提供します。

【コロナ禍でのLINK FORESTご利用事例】
オンライン試験会場から試験官滞在までをLINK FORESTで完結。接客スキル試験受験スタッフと試験官の安全確保に加え、コスト削減までを実現。

新型コロナウィルス感染拡大の影響が長引き、一つの場所に人が集合する催しが中止になることが多い中、安心安全を確保した販売スタッフ接客スキル試験の実施会場として、長期間・複数回にわたりLINK FORESTをご利用いただきました。

ご利用いただいたのは、国内各地に販売拠点をもつA社さまの全国販売スタッフ統括部門と、試験官派遣および試験運営を委託された人材総合サービス会社のB社さま。コロナ禍において、いわゆる三密や人の移動を回避し受験者である販売スタッフと試験官双方の安全を確保しながら、期間集中でおこなう面談試験を実現することを目的とされ、宿泊研修施設ならではの機能をご活用いただきました。

接客スキル試験は複数の試験官が全国各地に移動し、担当エリア内の販売スタッフと1対1の対面でおこなう試験だそうです。通常は1つの会場に試験官と受験者が集まり、大会議室に設置した複数のブースでおこなわれることが多かったところ、この度の試験では、LINK FORESTの宿泊室をデイユースで利用し、1試験官1室のオンライン試験会場としてご利用いただいております。

販売スタッフは自分の拠点から受験する、試験官は日中にオンライン試験会場のシングルルームで面談試験をおこない、試験期間内は試験会場とは別のLINK FOREST内の宿泊室に滞在する、といった方法で、期間集中の試験が実現されました。

単にオンライン試験に移行するだけでは、試験官が1つの会議室に集まったり長期間毎日の通いとなったりして、感染リスクが高まる可能性があります。そこで、宿泊研修施設のLINK FORESTに利用拠点を集約しことが、あらゆる意味でリスク回避と効率化につながったとのことです。

今回のご利用事例

  • 接客スキルの面談試験をオンライン化
  • 試験拠点をLINK FORESTに集約
    (会場と講師滞在を1カ所で完結)
  • デイユースで宿泊室を試験会場に利用

【関係者インタビュー】

今回は、A社さま販売スタッフ統括部門のご担当、試験官派遣および試験業務を委託された人材総合サービス会社B社さま、また実際にLINK FORESTを利用された試験官の方に、お話をうかがいました。

オンライン化、LINK FORESTへの拠点集約、個室活用により、移動と三密を徹底回避

Qまず、A社さまにうかがいます。販売スタッフの接客スキル試験の実施にあたり、A社さまにとって今回課題となっていたことは何ですか。

A社ご担当 aさま

通常時でも、販売スタッフの接客スキル試験を事故やトラブルなく、期間内に複数回の試験を確実に実施することが重要でしたが、今年度はさらに、コロナ感染のリスクを回避して「安心安全」に試験を実行することが課題となっていました。

課題となったこと

  • コロナ禍で無事に期間集中の接客スキル試験を実行すること
    ⇒人の移動と集合(三密)回避による安心・安全確保

A社ご担当 aさま

これまでは、試験官を全国各地に派遣し、試験官と受験者である販売スタッフが1つの会場に集まり1対1の対面形式で実施していました。会場は各地のオフィスや貸会議室の1室に複数ブースを設置し、同時に複数の試験をおこなうことが多かったです。
今回、コロナ禍ということで初めて試験をオンラインに切り替え、試験会場と試験官の出入り場所をLINKFORESTに集約、シングルルームのデイユースを活用してオンライン面接試験をおこなうという形式で実施しました。

受験者・試験官・統括者、それぞれに大きなメリットがあった

QLINK FORESTを拠点としたオンライン試験に切り替えたことにより、今までとどのような変化がありましたか。

A社ご担当 aさま

まず試験官は、今日は大阪、明日は仙台と試験期間中、面接試験のために全国各地を飛び回る移動がなくなりました。
これがオンラインのメリットで、安全確保とともに試験官の交通費、移動時間の面で大幅な削減効果がありました。会場を1拠点に絞り、そこに販売スタッフがオンラインでつないで受験する形式にしたことで、各地の試験会場手配や会場での受験者確認など、運営管理の手間と人員も削減でき、統括部門にとって、これも大きなメリットになりました。

得られた効果

  • 移動排除による試験官・受験者双方の安心・安全確保
  • 移動コストと時間の削減
  • 各支店エリアでの管理業務効率化

Q受験する販売スタッフの方にとっては、いかがでしたか。

A社ご担当 aさま

受験者側の販売店や販売スタッフにとっても、移動コストや時間の面でメリットが大きかったと思います。今まで受験者は試験のためだけに、首都圏エリアの例でも往復2-3時間と交通費をかけて東京の試験会場に足を運んでいました。オンライン化により勤務先店舗や自宅といった拠点から、しかも出勤前後や仕事の合間など販売店・販売スタッフ双方によいタイミングで受験できるようになり、移動時間の節約と融通が可能となったのです。

QB社さまにおうかがいします。試験官の方にとってどのような利点がありましたか。

B社ご担当 dさま

試験官については、移動が自分の拠点とLINK FORESTのみに限定され、担当期間中はなるべく長期でLINK FORESTに滞在できるスケジュールが組まれたことで、感染リスクが大幅に減りました。また、宿泊室個室を試験会場とすることでさらに安全性が高まるとともに、試験に集中できるというメリットがありました。
副次的なことですが、試験官が施設内に滞在することで休憩時間などに、たとえばオンラインツールトラブル時の対策など、運営面での情報交換ができお互いのフォローにつながったこともよかったと思います。

Q試験現場と試験官を統括するB社さまにとっては、いかがでしたか。

B社ご担当 dさま

試験会場から試験官の食事・宿泊までが一つの会場で完結できる点が、安心材料となりました。
試験当日の私たちの役割は、天候・天災や試験状況による試験官の移動を含め、全国の試験が問題なく運営できているかを弊社の拠点から確認しサポートすること。試験拠点をひとつに集約することで移動トラブルも減り、時に駆けつけることもできたためスムースな対応ができました。

宿泊室を利用したオンライン面談は、安全確保だけでなく試験への集中と公平評価につながった

Q試験のオンライン化だけでなく、個室宿泊室を面接試験会場にし、試験官にそのままLINK FORESTに滞在してもらったのはなぜですか?

A社ご担当 bさま

一言で言うと、コロナ対策の強化ですね。オンライン試験にしても、1つの会議室に複数ブースを設置して試験官が集まると感染リスクが高まるので、最も安全な1試験官1部屋の個室での実施を試験的におこないました。

A社ご担当 aさま

LINK FORESTのように試験会場と同じ建物内に宿泊や食事の設備があり、移動を極力減らしそこですべて完結できるという点は、特にコロナ禍では試験官の安全を守ることにつながります。それが接客スキル試験統括部門の立場としても、安心だったのです。

Qシングルルームをオンライン試験会場として活用されてみて、どのように感じられましたか。

B社ご担当 dさま

公平性をもった試験環境を整えるという点で、とてもよかったです。他の受験者の試験会話の音はオンラインでは特に雑音となり、受験者にとって有利不利が生じます。宿泊室を利用した今回の個室試験では雑音が聞こえない環境を提供でき、試験官も受験者の様子をしっかり確認できるという点が、公平な評価に役立ったと感じています。

宿泊室活用のメリット

  • 個室による講師の試験集中と安全確保
  • オンラインで弊害となる周囲のノイズ排除で、公平評価につながる環境を実現

Q実際にLINK FORESTで試験をおこなった試験官の方にとっては、いかがでしたか。

B社試験官 eさま

試験を実施後、同じ施設内の別部屋に連泊できるのは、移動による感染リスクを気にせずに済むのが安心でした。対面試験がスマートフォン面接というオペレーションに変わり、最初は宿泊室で試験がきちんとできるのか不安がありましたが、担当期間中LINK FORESTに滞在してみて、試験実施の面でも滞在場所としてもノーストレス、緊張する業務の中でもリラックスして過ごすことができました。
宿泊室は周りに他の試験の音もなく、試験に集中できます。

LINK FORESTを利用してみて、研修施設=単なる会場というイメージがなくなった

Qみなさまにおうかがいします。LINK FORESTをご利用いただいての感想はいかがでしたか。

A社ご担当 bさま

初めてのケースでしたが、LINK FORESTのスタッフの方にさまざまな面で柔軟に対応していただけたのがよかったと、本当に感謝しております。

B社ご担当 dさま

LINK FORESTは試験官からの評判も軒並みよく、居心地がよくてスタッフの方々の配慮が伝わってくるホスピタリティにあふれる空間だと感じました。

B社試験官 eさま

窓が大きくて広い宿泊室は清潔感があり、大きいデスクと椅子、スマートフォンをつなげられるTVモニター、可動式のライトなどが揃っていたことで、試験に会場としても大変使いやすかったです。
清掃やレストランも含め、スタッフの方の感じも非常によく、食事もおいしくて他の試験官にも勧めました。中庭がきれいなのがとても印象的で、研修施設=単なる会場というイメージがなくなりました。

模索を重ねた今回の形式で成果を実感、今後も工夫を重ね継続したい

Q最後に、LINK FORESTを利用した販売スタッフ接客スキル試験を終え、感想や今後の試験について考えることをお聞かせください。

A社ご担当 cさま

初めてのオンライン試験の実施で大きなトラブルもなく、オンラインで実現できる環境ができたと感じています。運営という点ではよくできたと感じていますし、切断などもなくスムースに実施できたことも成果だと思います。

A社ご担当 aさま

オンラインだとできないことも一部はあるものの、それぞれの立場にとってコストや労力の面でメリットが大きいというよさが今回わかったので、今後もぜひ取り入れていきたいと思います。
会場の使いかたについては、その時のコロナなどの状況下で必要となる条件と効率を考えながら、今後も工夫を検討し相談していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

B社ご担当 dさま

コロナ禍で研修が実施できない例がある中、今回の試験は、A社さまのご担当と意見交換を行いながら検証をおこない、実施まで約3カ月かけてようやく実現できました。
LINK FORESTを活用した今回の形式により、販売スタッフの学び・気づきの機会である接客試験を無事に提供できたことが、学びの機会を提供している弊社としては本当によかったと思っております。
オンライン試験による負担軽減など、受験者からも好評の声が多ければ、今後もこういった方法をとり入れていきたいと思います。

コロナ感染拡大をきっかけに、試験・研修の形式や会場の利用のしかたにさまざまな工夫が検討される状況となりましたが、今後もLINK FORESTがお客さまのニーズや課題解決のお役に立てるかたちで、ご活用いただけたらと考えております。

  • ※本事例は、2020年度中にコロナ禍でトライアルを複数回重ねられ、2021年度も継続されている事例となります。
  • ※各イベントの実施にあたっては手指の消毒・検温・マスク着用などを徹底し、コロナウィルス感染予防に十分な注意を払いながらご利用いただいております。
  • ※事例記事の内容は、掲載時点の内容となります。

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